古の時代より続く、天使と悪魔の戦い。
終わりも見えず混沌とした世界に、突如として閃光が走った。

開かれ、繋がったもう一つの"世界"。
そのさきに新たな力を求め、彼らは地上へと舞い降りる。
降り注ぐ閃光と闇。

その中には7つの"大罪"を背負った強大な悪魔と、
彼らに対抗する力を持った荘厳な天使の姿もあった。

関東の中心部で起こった大災厄……
"東京大事変"

それから7年、神聖教団レギオンによって救われ、鳥籠に覆われた"聖域都市東京"。
東京大事変によって生じた次元の歪みはふたつの世界を不安定につなげ、
街には天使と悪魔、そして彼らの力を得た"契約者"が存在していた。

"神聖教団レギオン"の中枢"教立ステラ学園生徒会"。
生徒会長である"皇久遠"は学園一の力を持つ天才と謳われ、
"天使ミカエル"との契約者候補と噂されていた。
しかし、久遠は己の信念を貫くためにより強い力を求め、
神に反旗を翻し堕天した"悪魔ルシフェル"と契約する計画を進めていた。

そして儀式施行の日。
学園で起きた事件が鳥籠の世界を揺り動かす。

天使と悪魔、そして人。
それぞれの宿命は複雑に絡み合い、東京は戦いの舞台となる。

――開幕の鐘は契約の誓い。封鎖された東京で、契約者達が舞う――